3月22日 イレッサとタミフル2007/03/22 20:04

母のHPは75。相変わらず咳が治まらず。

タミフルでの飛び降りでついに10代には原則使用禁止となりました。10代の健常者であればインフルエンザに罹っても安静にしていればタミフルを飲まなくとも回復するのでこれは賢明な措置でしょうか。ただ、タミフルを飲んだ人間の1%が異常行動を起こすと言われていますが、これは許容される副作用の範囲ではないでしょぅか。どんなクスリでも副作用があります。タミフルの効用から見ると1%の異常行動は容認できるのでは・・・もちろん服用前に医師の適切な説明と患者側のケア(常時監視)が必要です。私も私の甥もタミフルでインフルエンザの症状が軽減しました。私はじじいなので異常行動はもちろん起きません。甥は10代ですが、もちろん異常行動なしでインフルエンザが悪化せずに回復しました。この効用を見ると禁止された時の影響のほうがおおきいと思われます。

肺がんのクスリでイレッサがあります。こちらも間質性肺炎の副作用があり5%近い確率で副作用が起こりえます。やはりイレッサを禁止すべきだという人もいますがイレッサで命を繋いでいる人がいることも事実です。タミフルと違い、イレッサを服用しないと死んでしまうのです。イレッサについても医師の説明と患者の判断で使用できるようにすべきです。

クスリはいずれも副作用があります。ひどい副作用があっても多くの人に作用が見られる、そのクスリがないと死んでしまうということがあるかぎり禁止すべきではありません。言い方は悪いのですが、医療には治療死はつきものです。服用の際の説明と十分なケア体勢を容易することこそ大切では?


本日の万歩計1066歩